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葛飾区
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基調講演会開催報告

活動分野

子ども防災・防犯まちづくり地域活動

地域

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去る6月1日(土曜日)14:00から15:30まで、亀有地区センターホールにて、令和元年度 子どもを犯罪から守るまちづくり活動基調講演会が開催されました。
(主催:子どもを犯罪から守るまちづくり活動推進会、葛飾区教育委員会、協力:葛飾区青少年委員会)
以下に開催報告をさせていただきます。

 

1.出席者

以下の皆様に出席をいただきました。 

出席者: 67名 
<PTA> 42名
飯塚小 6名、新宿小 5名、道上小 6名、西亀有小 1名、こすげ小 5名、北野小 1名、中之台小 2名、梅田小 1名、よつぎ小 2名、青戸小 3名、東綾瀬小 2名、清和小 6名、小松中 2名  
<一般> 11名
一般 11名
<主催者側> 14名 
推進会11名  生涯学習課 3名

2.子どもを犯罪から守るまちづくり活動推進会 会長 白石 広美

 

この活動はお子様のための活動でもあり、最終的にはコミュニティを作り、こどもにやさしい、女性にやさしい、お年寄りにやさしいまちを葛飾区に作っていく活動をしております。
是非、今日、中村先生のお話を聞いて是非この活動に取り組みたいと思われた方は、私たちは寄り添う活動をしておりますので、是非、お声掛けをいただければと思います。
本日はよろしくお願いいたします。

3.葛飾区教育委員会事務局生涯学習課 課長 加納 清幸様 

 

こんにちは。本日は「子どもを犯罪から守るまちづくり」講座 基調講演にお越しいただき、誠にありがとうございます。この事業は平成14年にスタートしまして、今年で18年目に入ります。葛飾区73校の小中学校のうち54校がこの取り組みに参加いただいております。それぞれの地域で犯罪の数が少しずつ減ってきていると聞いております。青少年育成地区委員会や、自治会などの地域の皆様のご協力をいただき、まちづくりへの進展しており、活動の目的である「大人のまなざしと地域の力で子どもを守る」という取り組みが徐々に浸透してきているのかなと感じております。
先日、川崎市でスクールバスを待っていた小学生及び大人が犯罪に巻き込まれてしまうという事件がございました。地域に潜む危険はまだまだ後を絶たないと思います。こどもたちを守っていくには地域での目配り、気配りが大切だと思います。また、地域だけではなく、それぞれの家庭での事件性もあります。これも地域の方々に子どもの様子を見てもらえれば気づくこともあるのかなと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

4.葛飾区小学校PTA連合会 会長 田部 道則様 (葛飾区立中之台小学校PTA会長)

今年度、葛飾区小学校PTA連合会 会長の田部 道則と申します。

このあと、8月24日にお話をさせていただく予定になっており、本日皆様とこの活動のお話を聞き、学んでいきたいと思っております。各学校のPTAが集まりまして、小学校PTA連合会の活動を進めております。本年度もしっかりとやっていきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

.中村先生の基調講演の要旨

 

皆さん、こんにちは。
今ここにマイクを手にしまして、何を話そうか迷っております。本来、こどもの生活を全体として考えて、子どもたちにとって、地域で生活するとは、どういうことなのか、そこで発生している問題としてはどういったことがあるのか、そういう基本的なことの話をしようと思っていました。事務局の方とも、今日は基本的な考え方をお父さん、お母さん方に問題提起的な話をするということで打ち合わせをしてきました。
先ほどのご挨拶にあった通り、先週の火曜日に川崎の多摩で保護者の方が2名、子ども達を含めて合計20人の方が被害にあわれるという事件が発生し日本社会を揺るがしています。
そこで、川崎の問題を通り越して、子育ての基本的な話をするのも問題があるかなと思って、最初に川崎の問題をどう考えるのかを先に話をしておこうと思います。
この「子どもを犯罪から守るまちづくり活動」にとっても、PTAにとっても避けては通れない問題だと思います。
皆さん、あの事件についてはどう感じられましたか。いろいろなことをテレビで解説していると思いますが、あまり、的をえていないのではないかと思います。あの事件は子どもたちへの事件の中で特異な性格をもっています。去年も松戸市や新潟でも児童が拉致されて殺害される事件が起こっています。今回の事件はこれらの事件と違うことを提起している。一般的な子どもの命に係わる重大な事件は、人目につかないところを狙って犯行が行われている。あの事件は人目の付く公道で多くの人の目がある中で犯罪が起こるということはめったにないです。これまでは、人目につかないところで犯罪がおこることが多かった。こういう犯罪についてはある程度対策が考えられている。しかし、今回は、人目の付くところで犯罪が行われたことが1つめの特徴です。2つめの特徴は、犯罪をおこした後には、通常、犯人は逃げるが、今回は、逃げないで自殺をしている。そういう点でも特異である。今回は、人目の付くところで犯罪を起こし、逃げずに自殺をしている。このような事例はそんなに多くないが、過去の類似の事件としては、大阪の池田小学校での事件があった。子どもたちがいて、先生方もいる教室の中で子どもの命を奪われました。犯人は逃げもせず、捕まって、早く死刑にしてもらいたいと述べていた。犯人は堂々と自分の命は捨てると言っている点で今回の川崎の事件に類似している。あの池田小事件をきっかけにこの葛飾の「子どもを犯罪から守るまちづくり」活動がはじまったのです。今年で18年目の活動になりました。ちょうど、先週、耳にしたときに、池田小学校と同じ特殊な性格の事件だと感じました。逃げもせずにこどもたちに犯行を加え、自らの命も惜しまないという犯罪に対してどのように対応していくのかということを提示しています。
社会でいろいろなことが提起されている。どのように防いでいくのか。皆さん、どう思いますか。親ですので、絶望していてはだめですね。私は。川崎の事件の一報を聞いてまず思ったのは、社会はそれで動転をしている。いろいろな意見、そういう複雑な問題、社会で簡単に解決できない問題を提起している。
もう一つ、私があの事件を目にしたときに強く感じたのが、この活動とも関連するのですが、日本もイギリスのようになるのはないかと思いました。この講座の中でも何回か話をしてきました。
イギリスは日本よりも犯罪が多発している国です。10歳以下の学校への登下校については、保護者が送り迎えするシステムとなっている。保護者が同行できない場合には、代行できる人を雇う仕組みとなっており、基本的に登下校は家庭の責任となっている。日本でも、保育園、幼稚園の制度はこのようになっている。幼稚園では、送迎バスに乗せることをまで親が送迎をする仕組みになっている。イギリスは10歳以下の子どもにはそうなっています。日本のように子どもが、一人で登下校するのは信じられないという状況になっている。なので、あの事件を目にして、このままでは日本もいずれはイギリスみたいになるのではないかと思いました。
小学校に入っても急に大人になるわけではないので、10歳までは親が送迎しないと子どもの安全はまもれなくなるのではないかということです。どういう方法がありますか。私が危惧していたが、日本も確実にそうなるのではないかと思います。日本の保護者にそういった覚悟がありますでしょうか。まだ、日本の場合はそうはなっていません。家から送り出せば、一人で学校に行きます。どこが違うと思いますか。イギリスの場合、基本的には、家庭と学校しかない。家庭が学校まで責任を持つ。校門より中は学校が責任を持つ。日本の場合には学校と家庭の間に地域がある。地域社会があり、子どもを守っているという伝統がある。それが大きな違いです。地域の中にはPTAがあり、町会・自治会、こども会、地元の商店街、わくチャレなどある。地域社会が家庭と学校とに結びつき、子どもを地域でまもっていく日本の伝統があるのではないでしょうか。それが機能しているので、保護者が「行ってらっしゃい」でこどもが元気に学校に通っている。しかし、地域の問題が段々、発生している。PTAのなり手がない、町会もなり手がない。若い父親などは、地域がいらないと思っている人が少なくないのではないか。皆さん、本当に地域社会が大切だと思っていますか。地域がなくても、生きていると考えている人が多くなってきているのではないでしょうか。その行先は、自分のこどもの登下校の責任は保護者が持つという形になる。我々もその部分について覚悟する必要がある。皆さんはどっちの社会を取るのでしょうか。地域社会のネットワークを育てていき、子どもたちを地域として育てていく形をとるのか、そんなものはいらないといって、自分たちで自分の子どもの命、登下校を守っていくのか、厳しい選択をえらんでいくことの決断を私たちにつきつけられているのではないかと感じます。
自分のこどもを地域社会のネットワークで育てていくというのに、地域への協力もせずに、誰かが自分のこどもを守ってくれるということはあり得ない。
私は、そのことを厳しく問われていると思います。日本の地域社会で子どもを守っていくために皆で少しずつ力を出して、地域のコミュニティを守っていく社会を作っていくことを再度、はっきりと自覚していく必要があると思います。
この活動はとても大事です。葛飾で大人の目と地域の力で子どもを守る先進的な活動を20年に亘ってやってきています。子どもを楽しく安全に守っていく活動をやっていくことは重要ではないでしょうか。
文科省は子どもたちに安全教育をやっていくという方向に向かいました。安全マップを作ったりしている。地域の中で危ない場所を特定し、そこに行かないようにする。知らない人から声をかけられてもついていかないようにする、そういった方向性に一斉に向かってしまった。では、お父さん、お母さんは子どもの安全のために何をやるのか。また、子どもたちに行き過ぎた安全教育をやりすぎてはいけない。困った人には、声を掛けられる大人になってもらいたい。安全教育を中心に子どもの安全を確保しようとするのはおかしい。その時に、全国的にそういったやり方はおかしい。地域の大人の責任で、地域を安全にするために、大人が汗をかいていきましょう。子どもは本来安全にして、のびのびと生活する地域をつくる責任が我々大人社会にある。大人が汗をかきましょう。そういう風に問題提起しました。葛飾区の生涯学習課が、応じました。PTAでもこの活動は、しんどいとか、ハードだとか広がっているかもしれませんが、ある意味当たり前だと思います。こどものために環境を良くしていくという当たり前のことをやりましょうと大人起点の責任を果たしていく活動です。当初では東京都でもこのような活動は、支持されず、子どもへの安全教育をする方向性でした。そのようなことで子どもの安全性が保障されるわけではないのです。先日、この活動も先進事例として東京都から表彰されました。全体的にモデル的なものとして位置づけられるようになりました。この活動の重要性が認識されてきていると思います。葛飾の子どもたちのために、皆さん少しづつ力を出し合ってひと汗かきましょう。
この活動は特徴をもっています。あとのスライドで見てもらえると思いますが、子どもたちが、自分たちの学区でどのような場所で犯罪の危険にあっているかを調べる。そしてそこを一ヶ所、一ヶ所、行政、警察署等と安全に変えていきます。川崎の事件でわかることは、私立の学校です。地域との関係が難しいです。大阪池田小学校は国立の小学校です。どちらも、公立ではないです。 なので、子どもが遠いところから通ってきます。地域との結びつきが弱くなってしまいます。そこを守っていくのは、とても難がある。池田小でも学校の中は種々な安全対策をとっていました。だから、安全対策は万全ですかと担当の先生に聞きました。しかし、学校を一歩出た登下校での安全対策の決め手はないです。学校の門を出た安全対策は難しいと思います。一般の公立の学校では慌てる必要はない。スクールバスに並んでいる子どもたちがいたら、地域の大人たちが見守りをやるとか色々、動けたはず。大阪の池田小学校と同様に川崎も地域と関係が難しいと思います。
今日は、地域とこどもたちの登下校の安全についてお話をしました。
一般論としては危険があるが、まさか自分のこどもが事故に合うとは思わない、しかしあってからでは遅いのです。こういう事故や事件の特徴です。それを防ぐには事前に防御していくしか手はない。まずは、PTAを元気にしていく、お父さんやお母さんの悩みが学校や地域社会に反映されていく、そういう風にPTAを育てていく、町会を民主的な自治組織へと変えていき、そうしたことで、子どもたちが安全に守られ育てられていくというのが大事です。
PTAはいらないと言うことが格好いいと勘違いしている人がいます。しかし、PTAを解散していくというのは逆です。みんなバラバラになっていくのですよ。毎日、地域で生活している子どもは自分だけでは守れないです。地域の力で守っていかないとお父さん、お母さん、僕たちが生活している地域にもっと目を向けてもらいたいという子どもの声をもっと聞いてもらいたい。地域で犯罪の危険にあっている現実はこうした子どもたちの叫びなのです。彼等は地域の学校に行き、地域の友達と遊び、地域で生活をしているのです。そういう叫びを受け止められる地域のコミュニティを目指していってもらいたいと思います。

5.出席者からの感想の抜粋

わくチャレをやっています。わくチャレもわくチャレの活動が目的ではなく、地域安全を図る過程の手段だと再認識する必要があると思います。
ですので個人的にはわくチャレの目的は将来的にはわくチャレを無くすことだと思います。わくチャレの人は子どもの安全を守るだけではなく、地域安全を図るのが大事だし。
このような考えを区として推していただきたい。町会、自治会の力を強くすることが大事だと思いました。

(初めての参加者)
スライドを拝見して皆様の活動を知りました。多方面と協力し知恵を働かしていることに感動しました。

スライドで各公園、通路が工夫されていて、大人も頑張っているんだなと実感いたしました。

PTAで、色々と安全についての取り組みをしているのを知ることができて、参加してよかったと思います。

地域活動の大事さを講演を聞き大変感じました。

家庭、地域、学校とそれぞれが少しずつ協力し合いながら子どもたちを見守っていくことが、子どもの安全を守ることにつながるということに改めて気づかされました。本日はありがとうございました。

川崎の件ですが、学生時スクールバスに乗っていましたが、危ないと感じたことはありません。
今回の川崎の件は特殊ではないでしょうか。線引き、区切り等、そういう考えだけではないと思う。

改善するにはPTAと町会の協力が大事だと思いました。

・参加者のみなさんの真剣な様子が、この活動の深さ、重要性を感じました。たくさんの方が参加されていて良かったです。何回お聞きしてもドキッとすることがあり、自分の生活をふり返ることになっています。今できることを考えてみます。

地域のつながりの大切さを改めて考えました。

スライドが具体的で安全対策わかりやすくてよかったです。

18年も前から地域のPTAで意見を出し合って子どもを守る活動をしていること自体知り地域社会の大切さを感じさせられました。

いつも同じ講師ばかりではなくより多くの人のお話を聞いた方がいろいろな考えが出ると思う。

6.次回の講座のご案内

6月22日(土)14:00-16:00 第1ステップ「活動全体の進め方・アンケート実施方法」 於亀有地区センターホール 

奮ってご参加ください。

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