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葛飾区
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「子どもを犯罪から守るまちづくり講座」ステップ3開催報告

活動分野

子どもまちづくり

地域

亀有・青戸地域南綾瀬・お花茶屋・堀切地域立石・四つ木地域奥戸・新小岩地域柴又・高砂地域金町・新宿地域

去る9月14日(土曜日)14:00から16:00 亀有地区センター ホールにて、

「子どもを犯罪から守るまちづくり講座」 第3ステップ が開催されました。

以下に開催報告をさせていただきます。

1.出席者

以下の皆さまに出席をいただきました。 

合計 16名 

(1)PTA 6名

奥戸小 3名、飯塚小 2名、双葉中 1名、

(3)推進会/行政 10名 

     

2.主催者挨拶       子どもを犯罪から守るまちづくり活動推進会会長 白石 広美

 

こんにちは。第1ステップからはじまりまして、本日は第3ステップにさしかかっております。子どもからアンケートで声を聴き、今日はいよいよ改善計画の作成です。

それでは、今日は事例の紹介をします。

まず、亀有にある慈眼寺です。昔は、薄暗くて人通りが少なかったのですが、お寺の協力をいただいて、道路を広げていただき、安全な通りにしてもらいました。

次は、堀切にあります通称、たこ公園です。建物の裏がみえないということでバックミラーをつけてもらい死角を無くしてもらいました。

この活動の最初のころに、改善した四ツ木の陸橋の例です。以前は、不透明な壁があり、渡っている女子生徒の姿が見えず、風俗犯罪が起きました。国土交通省にお願いをして、半透明にしてもらいました。改善後は、半透明で子どもたちが渡っているのがわかるようになりました。

次は奥戸小の土手です。昔は草がぼうぼうだったのですが、河川の工事と同時に見直しをしてもらい、草を刈り、街灯もベンチをつけてもらい、今も安全な道路になっております。

最後は、金町の児童遊園です。隣が児童館ですが、間に木が茂っていて、児童館から見えづらい状況でした。

それを、木を伐採してもらって、児童館からも遊ぶ子どもたちの姿が見えるようになりました。このようにこの活動を通じて、改善されたことが多くありました。

今日は、この第3ステップを学んでいただき、改善を進めていっていただきたいと思います。

3.第3ステップ

(1)説明

 

本日は、第4回講座を担当します。種市です。

今日初めて話を聞く方も多いようですので、少しおさらいをしながら進めていきます。

この活動は、子どもたちが犯罪の危険に遭わずに、地域で安心して生活できるよう、町の中の、危険な場所を明らかにして、大人の責任で安全なまちに、改善していく活動です。

この活動には大きな目的が、二つあります。

大人の責任で、まちを安全にする。地域のコミュニティーを再生する。ということです。

地域が変われば未来が変わる。「地域なんていらない」最近ではそう考える、大人が少なくありません。

しかし、子どもたちの活動範囲は自分が住む地域以外にありません。その地域で子どもたちの安全が、脅かされる事があってはなりません。子どもたちが、安全に暮らせる環境を整えられるのは、大人なのです。大人が自ら体を動かし、地域環境の改善を進める。

その努力が、地域の絆を強めコミュニティーを、よみがえらせていくのです。ステップ3では関係行政機関との改善策を検討します。

推進体制とタイムスケジュールを具体的に作成していくのが重要になります。

(2)事例紹介

それでは、引き続いて、実際の環境改善計画案を見てみましょう。

この環境改善計画案は具体的に書かれていると思いますか?

例えば、巡回パトロール強化というのはどこをまわっていくのでしょうか。

現地に再点検にいってみると、具体的に描くにはもう少しその場所を知る必要があると感じます。

その場で参加者から貴重な意見をいただけることがわかりました。実際、年配の方からも素晴らしい改善案をもらえたりしました。

また、地域の方にも参加してもらうと、年配の方々の考えも聞くことができたり、隣に住んでいる人から“日曜日や夜は全然違うんですよ”、など、それこそ地域全体の案として輝きを増します。 この時は公園の中にビニールハウスがあり、ワークショップで回ったお母さんたちからは撤去と言う話まで出ていましたが、実際に管理している方に話を聞くとここで種から苗にして公園や学校などに配っていることがわかりました。又このビニールハウスは災害時一時的にお年寄りやケガをした方、小さいお子さんが避難する場所にもなっています。

また、ゴミの少ない、きれいな公園での犯罪は少ない傾向があります。

公園設備の色の塗り替えは最も有効な改善です。公園課へ塗り替えをお願いするのも良いですが、公園課と相談しながら、PTAで実行してみてはどうでしょう。

何ごとも、自分たちでできる改善ならば人任せにせず、自ら、または子どもと一緒に改善を実行することで、自分の住むまちへの愛着が深まります。

 

説明、事例紹介の後、ワークとして、環境改善計画案を練り直し、実行計画案を作成していただきました。

 

 

 

 

(4)講評:中村先生

みなさんこんにちは。

3つの学校のご報告を伺いました。

今日、初めて参加された方は手を挙げてください。3名ですね。どうでしたか。

初めに、こういう方法がどうして生まれてきたかを説明します。

我々のやり方は現地を調査して、住民自身が改善計画を作成し、行政や警察の方に入ってもらい、実行計画を作成していくという流れです。

昔は、どうしても地域の計画をつくるとすると行政が計画をつくるというのが一般的でした。そこで、住民が主体になって自分達の地域を良くして計画を作るやり方として、30年くらい前にこういった方式を考えていました。

まず、第1ステップは地域の問題を自分たちで調べる。子ども達がまずどこでどういった形で犯罪にあっているのかを保護者自身が知るということをまずやります。行政はすぐに、データから始めますが、住民自身が子ども達がどこでどのような危ない目にあっているかを具体的に知ることから始めます。そのために子ども達からアンケートをとるのが1つ。次に大人が実施に歩いてみて、実際に危険な箇所を知る。これが2つ目。実態を知るのがすべての始まりです。

実際には、こうした実態は行政でもわかっていないのです。こういうことをやらずに、パトロールをやっているが、実際に地域のどこで子ども達が危ない目にあっているかを知らないでやっている。診察を受けないで薬を飲むのと変わらないです。あまり、有効な解決策になっていないと思います。子ども達から情報をもらって、大人がどういう危険な目が合うのかを知るのが第1ステップ。そこで実際に大人がまわって、改善計画をつくるのが第2ステップです。実際に場所を知るのも大事ですが、地域の大人が案外、地域のことがわかっていないです。公園についても、大人があまりわかっていないと、安全なまちをつくるというのは無理で、地域を知るというのもワークショップの大きな目的です。第3ステップでは、実行計画を作るということです。計画はつくっただけでは意味がないです。実行計画を作るというのもこの活動の特色です、計画は実行しないと意味がないのです、誰がいつごろまでに何をやるのかというのを決めていくということです。しかし、改善計画を立てる段階では、わからないことが出てきます。いくらの予算がかかるのが、行政の所管部署がどこになるのか、いつ位の時期で実現可能なのか等です。トイレにしても、行政で掃除が週何回行われているのか。週2回というのであれば、汚れた場合には、どこに連絡をして、どこの部署と追加で清掃に来てもらえるのかを相談するのが行政との懇談会です。

安全の観点でも、トイレは、入り口が一つしかなく、変な人がついてきたら逃げられないトイレもまだ公園にはあるのです。そういった改修についても、公園課に計画があるのかどうか、相談をしていくのが目的です。

地域のことは地域住民が考えていくという形にし、地域が力をつけていくのが、よい地域を作っていくことだと思います。

まずは、子どもを犯罪から守ることから始めていきましょうというのがこの活動の趣旨です。

次に防犯カメラです。防犯カメラをどう思いますか。この活動でも、防犯カメラを付けてもらいたいという要望が多く出ます。イギリスで始まった防犯カメラはテロから人を守るために有効です。

そして、犯人を特定し逮捕するのに有効であったことから世界に広まっていった。テレビでも犯罪が起きると防犯カメラの映像が流れてきます。

結局、日本全国で防犯カメラが広がっています。これは、防犯カメラがあるところでも犯罪がおこっているということです、大事なことは、日本は、パトロールなどやっており、犯罪件数は半減しています。

しかし、子ども達が誘拐され、拉致、暴行といった子供たちの命を奪うような犯罪件数は減っていないのです。窃盗などの軽犯罪は減ってきていますが、命に関わるような重い犯罪は減ってきていない。重い犯罪をする犯人は、防犯カメラに関係なく、起きているのです。警察が犯罪を検挙するためには有効です。防犯カメラをつけても重大犯罪が減っていないことをしっかり、理解すべきです。この活動の中では、日常的な活動をきちんとやっていくうえで解決していくことで、防犯カメラは二次的だと考えています。

防犯カメラは、プライバシー保護でも問題があります。無神経に防犯カメラに頼るだけでは、重大事件が減っていないのです、人間の知恵と力で守っていくのです。逆に機械任せでは危険になっていく事も心配されます。

さて、今日の発表を聞いてみて、難しい問題だと思ったのが、「通りが暗い」という問題です。暗いというのも夜の11時、12時を明るくするのは難しいですが、冬の6時や7時でも暗くなることに対しては対策が必要です。

現状に応じて、対策が必要ですが、1つはすべての道路を明るくするには一般には街灯をつけることです。それは要求としてはよいと思います。行政はどのように街灯をつけるのかを判断するのかを聞く必要がある。実際には、明るさの基準をもっており、基準以下であれば、街灯の設置が検討される。そういう場合でも、すぐには難しいケースがある。そうした時には、各家の道路側の街灯をつけようという提案もある、これは、PTAというよりも、町内会で図ってもらって、検討する必要がある、家は接道義務があるので、道路側に街灯をつけてもらうことは可能であり、こういったことを3年くらいかけて実現していく。

また、高架下が暗いという事案もありました。子ども達への注意と同時に、時間をずらしながらパトロールをするという案がありました。地域との良いネットワークが組めたら、葛飾の中で、良い事例として広めていければよいと思います。また、警察にパトロールの依頼をするにも、警察がどういう理由で何時ごろパトロールしているのかを知る必要がある。次回の行政との懇談会でも警察の方が来られているので、パトロールの要望を出すのもありだと思います、具体的に現状を聞き、要望をだしていくのが次回の懇談会です。鉄道や道路の高架下は、葛飾でも多くあります。高架下の壁面が落書きだらけのところもある。人が来ないと汚くなり、また、人が来なくなってしまう。これをきれいにしたり、いすを設置したり、大人たちが集まりやすい空間にしていく取り組みがこの活動で提案されている。

次に「ごみの散乱」についても、奥戸小学校からあがっていました。

なぜ、いつもごみが散乱しているのかを調べる必要があります。思い付きの対策ではなく、原因を取り除くという考えで、進めていくべきだ。近くのコンビニのごみが多いのであれば、コンビニの人に相談し、協力してもらう必要がある。公園に家庭ごみをもってくる人もいる場合には町会の協力が必要になる。最終の案を仕上げるためには、次回、行政への懇談会が予定されていますので、実行計画を考える上での質問などを準備されるのがよろしいかと思います。

(5)参加者の感想

・地域の大人1人1人が「自分の町」と考え、どうすれば良い町になるかを考えていけたらと思いました。
・初めて参加しました。外灯を設置する事も簡単にすぐ出来ない事など勉強になりました。
まずは、自宅で子どもに怖い場所などを聞き、自らまわりを歩いてみようと思いました。
 いつもと違う目で地域を見てみようと思います。
・初回に参加させてもらいました。1~4回ある講座については全参加できる方が良いと思いました。この参加人数で、どこまでこの講座内容が知れ渡るか不安にも感じました。
・環境改善計画を作るにあたり、まず実態を知り、メリット・デメリットを考え、具体的にしていくことがとても難しく思いました。地域・学校・行政・PTAの協働が重要になることが分かりました。見方を変えて、子供を犯罪から守る地域作りをしていきたいです。

次回の「関係行政機関との懇談会」は、11月16日(土)14:00からウィメンズパル 多目的ホールになります。

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